ピアノで弾くと綺麗な曲11選【ジャンル・レベル別で紹介】

ピアノで弾くと綺麗な曲11選【ジャンル・レベル別で紹介】 コラム

こんにちは!「電子ピアノナビ」運営者のピア憎です。

「ピアノで弾くと綺麗な曲に挑戦してみたいけど、どんな曲があるんだろう?」「自分のレベルに合った、心に響く感動的な曲が見つからない…」そんな風に感じていませんか?せっかくピアノを弾くなら、誰もがうっとりするような美しいメロディーを奏でてみたいですよね。

クラシックの有名な曲から、人気のJPOPやCMで話題の曲、おしゃれな洋楽、子供も喜ぶディズニーやアニソンの曲まで、ピアノで弾くと魅力的な曲はたくさんあります。でも、曲が多すぎて、どれが初心者でも弾ける簡単な曲なのか、中級者以上向けのかっこいい曲なのか、判断が難しいかもしれません。また、弾きたい曲が見つかっても、どうやって楽譜を探せばいいか分からない、という方もいらっしゃるかなと思います。

私自身、ピアノの練習に行き詰まったとき、大好きな曲の綺麗なメロディーを弾くことで何度もモチベーションを取り戻してきました。美しい旋律に指を乗せていると、心が落ち着き、ピアノを弾く純粋な楽しさを思い出せるんですよね。この記事では、そんなあなたのために、ジャンル別・レベル別に「ピアノで弾くと綺麗な曲」を厳選してご紹介します。この記事を読めば、きっとあなたの心に響く、お気に入りの一曲が見つかるはずです。

  • ジャンル別のおすすめ定番曲がわかる
  • 自分のピアノレベルに合った曲が見つかる
  • 初心者でも挑戦しやすい簡単な曲がわかる
  • 弾きたい曲のピアノ楽譜の探し方がわかる
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ジャンル別!ピアノで弾くと綺麗な曲

まずは、さまざまな音楽ジャンルの中から、ピアノで弾くと特に美しく響く名曲たちをご紹介しますね。クラシックの定番から最新のJ-POPまで、あなたの好きなジャンルがきっと見つかるはずです。知っている曲をピアノで弾けると、楽しさも倍増しますよ!ジャンルごとに曲の雰囲気もガラッと変わるので、色々な曲を聴き比べて、今の気分にぴったりの一曲を見つけてみてください。

心に響く感動のクラシック名曲

やっぱりピアノといえばクラシック!という方も多いのではないでしょうか。何百年もの時を超えて愛され続けるクラシック音楽には、ピアノという楽器の持つ表現力や音色の美しさを最大限に引き出してくれる名曲が星の数ほど存在します。ここでは、誰もが一度は耳にしたことがあるような、特に有名で感動的な曲をいくつかピックアップしてみました。憧れの曲に挑戦してみるのも、ピアノの醍醐味ですよね。

ドビュッシー「月の光」

印象派音楽を代表する作曲家、ドビュッシーによるピアノ曲の中でも、特に人気の高い一曲です。その名の通り、静かな夜に月が優しく光を投げかける情景が目に浮かぶような、幻想的でうっとりするようなメロディーが本当に美しいですね。夜、部屋の明かりを少し落としてこの曲を弾いていると、心が洗われるような穏やかな気分になります。ペダルを巧みに使って音を響かせ、夢の中を漂うように演奏するのがポイント。難易度は中級以上ですが、いつかは弾いてみたい憧れの曲として、多くのピアノ学習者が目標にしています。

ショパン「ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2」

「ピアノの詩人」と称されるショパンの代名詞ともいえるノクターン(夜想曲)。中でもこの第2番は、フィギュアスケートの浅田真央選手が使用したことでも非常に有名になりました。甘く切ないメロディーラインは、一度聴いたら忘れられないほど魅力的で、多くの人の心を掴んで離しません。装飾音符が多く、右手で歌うようにメロディーを奏でる表現力が求められるため、技術的には中級レベルですが、知名度も抜群なので、発表会やちょっとしたパーティーなどで弾くと喜ばれること間違いなしです。

サティ「ジムノペディ 第1番」

フランスの作曲家エリック・サティによる、少し変わった名前のピアノ曲。「ジムノペディ」とは古代ギリシャの祭典の名前だそうですが、曲自体はゆったりとした3拍子のテンポで、どこか不思議で落ち着いた、アンニュイな雰囲気を持っています。カフェや雑貨屋さんのBGMとしてもよく使われるので、「あ、この曲知ってる!」という方も多いかもしれません。技術的にはそこまで複雑な動きはなく、音が少ないからこそ一つ一つの響きを大切に弾くことが求められます。初心者から中級者へのステップアップとしてもおすすめできる一曲です。

クラシック曲に挑戦する魅力
クラシック音楽は、楽譜に書かれた音符を正確に弾くだけでなく、作曲家がどんな想いを込めたのか、どんな時代に作られたのかを想像しながら弾くことで、より深い表現ができるようになります。曲の背景を知ることで、一音一音への想いが変わり、演奏がさらに楽しくなりますよ。

人気JPOPやCMのおすすめ曲

普段から音楽プレイヤーやラジオでよく聴いているJ-POPや、テレビからふと流れてくる印象的なCMソング。そんな身近な曲をピアノで弾くのも、また違った楽しさがありますよね。好きなアーティストの曲なら、歌詞の世界観を思い浮かべながら感情を込めて弾けますし、何より練習のモチベーションがグッと上がるはず。最近の曲はピアノアレンジの楽譜も豊富に出版されているので、気軽に挑戦できるのも嬉しいポイントです。

Official髭男dism「Pretender」

映画の主題歌にもなり、大ヒットを記録した一曲。切ない歌詞とエモーショナルなメロディーが多くの人の共感を呼びましたね。この曲をピアノのソロで弾くと、原曲の持つ感情の機微やメロディーの美しさがより一層引き立ちます。イントロのピアノから引き込まれますが、サビの盛り上がりは特に弾いていて気持ちが良い部分です。少しシンコペーション(リズムをずらす奏法)が多く、リズムを取るのが難しい部分もありますが、弾きこなせるようになった時の達成感は格別ですよ。

米津玄師「Lemon」

もはや説明不要の国民的ヒットソングではないでしょうか。ドラマの主題歌として書き下ろされ、その切なくも美しい世界観が社会現象にまでなりました。冒頭の印象的なピアノの旋律は、「この部分だけでも弾いてみたい!」と思った方も多いはず。曲全体を通して美しいアルペジオ(分散和音)が使われており、ピアノで弾くのにぴったりの楽曲です。様々な難易度にアレンジされた楽譜が出ているので、自分のレベルに合わせて選べるのも大きな魅力です。

YOASOBI「夜に駆ける」

小説を音楽にするユニット・YOASOBIのデビュー曲にして、大ヒットナンバー。疾走感あふれる高速のメロディーと複雑なリズムが特徴的です。ピアノで弾くと非常に華やかで、指の動きもダイナミックに見えるため、聴き映えも抜群。原曲のテンポで弾くのは上級者向けですが、最近ではテンポを落としたバラードアレンジや、初心者向けに簡略化された楽譜も人気があります。挑戦しがいのある、かっこいい一曲ですね。

J-POPを弾く時のコツ
J-POPをピアノで弾く時は、メロディーだけでなく、原曲のボーカルの歌い方や息遣いを意識すると、より表現力豊かな演奏になります。Aメロは優しく、サビは力強く、といったように曲の構成に合わせて強弱をつけるのがポイント。ぜひ、お気に入りのシンガーになりきったつもりで弾いてみてください。

話題のアニソンやボカロの綺麗な曲

アニメの主題歌(アニソン)や、音声合成ソフト「VOCALOID」を使って作られたボーカロイド曲(ボカロ曲)にも、ピアノで弾くと素晴らしい魅力を放つ綺麗な曲がたくさんあります。キャッチーで覚えやすいメロディーが多く、物語の世界観やキャラクターの心情が反映されたドラマチックな楽曲は、ピアノソロで表現するのに最適です。原曲のファンはもちろん、知らない人が聴いても純粋に「良い曲だな」と感じてもらえるのが魅力ですね。

LiSA「紅蓮華」(鬼滅の刃)

社会現象を巻き起こしたアニメ「鬼滅の刃」の初代オープニングテーマ。情熱的で力強いメロディーは、ピアノのダイナミックなタッチで表現すると本当にかっこいいです。特に、静かなピアノのイントロから、バンドサウンドが入ってきて一気に盛り上がる部分の対比を意識して弾くと、曲の世界観にぐっと引き込まれます。サビの疾走感あふれる部分は、ミスタッチを恐れずに思い切って弾くと、より迫力が出ますよ。

RADWIMPS「前前前世」(君の名は。)

こちらも大ヒット映画「君の名は。」の主題歌として、多くの人の記憶に残っている一曲。疾走感のあるロックナンバーですが、その根底にあるメロディーラインは非常に美しく、ピアノで弾くとその魅力が一層際立ちます。特にサビの部分は、両手でリズミカルに和音を奏でるアレンジが多く、弾いていてとても気持ちがいいです。映画の感動的なシーンを思い浮かべながら弾くと、より感情がこもるかもしれませんね。

黒うさP「千本桜」

ボカロ曲の代表格として、今やカラオケなどでも定番となっている超有名曲。大正ロマンを彷彿とさせる和風テイストと、BPM200近いアップテンポなメロディーが特徴です。ピアノで弾くと、その高速なパッセージが非常に華やかで、聴いている人を圧倒します。技術的には上級者向けですが、この曲に憧れてピアノの練習を頑張っている人も多いのではないでしょうか。最近では、ジャズアレンジやバラードアレンジなど、様々なスタイルのピアノ楽譜も出ており、違った角度からこの名曲を楽しむこともできます。

おしゃれな響きの洋楽ピアノ曲

洋楽をピアノで弾きこなせたら、とってもおしゃれでかっこいいと思いませんか?コード進行が洗練されていたり、独特のグルーヴがあったりと、邦楽とはまた違った魅力がありますよね。カフェで流れているような素敵な雰囲気の曲を自分で奏でられたら、日々の生活が少し豊かになる気がします。ここでは、ピアノの響きが美しい、弾いていて気分が上がるような洋楽をいくつかご紹介します。

Queen「Bohemian Rhapsody」

伝説的なロックバンド・Queenの代表曲であり、音楽史に残る名曲です。アカペラ、バラード、オペラ、ハードロックといった異なるジャンルが、わずか6分間の間にドラマチックに融合しています。特に有名なのは、冒頭の物悲しくも美しいピアノのパート。この部分だけでも弾けるようになりたい、と練習する人は後を絶ちません。曲の構成が複雑なので、全曲を弾きこなすのは非常に難しいですが、それだけに弾ききった時の満足感は計り知れないでしょう。

Billy Joel「Piano Man」

ピアノ弾き語りの名手、ビリー・ジョエルによる、ピアノを弾く人なら誰もが一度は憧れるであろう名曲です。バーのピアノ弾きの視点から、そこに集う人々の人生模様を描いた歌詞が印象的ですが、ピアノの伴奏もまた素晴らしい。ブルージーでおしゃれなハーモニーと、軽快なワルツのリズムが心地よく、弾いているだけで気分が上がります。少し大人な雰囲気を楽しみたい方、弾き語りに挑戦してみたい方には特におすすめです。

Coldplay「Viva La Vida」

イギリスのロックバンド、コールドプレイの代表曲の一つ。ストリングスによる壮大なイントロが非常に印象的ですが、このメロディーをピアノで弾くと、とても力強く美しい響きになります。シンプルなコード進行の繰り返しがベースになっているので、ピアノアレンジもしやすく、比較的挑戦しやすい洋楽かもしれません。原曲のリズム感を意識しながら、堂々とスケール感大きく演奏するのがポイントです。

子供も喜ぶディズニーのピアノ曲

世代を超えて世界中の人々から愛され続けるディズニー映画。その魅力の一つは、夢と魔法に満ちあふれた素晴らしい音楽ですよね。子供の頃に心をときめかせたプリンセスの曲や、勇気と感動をもらったヒーローのテーマ曲など、誰にとっても思い出深い一曲があるのではないでしょうか。ディズニーの曲はメロディーが美しくキャッチーなので、ピアノで弾くのにぴったり。家族みんなで楽しめるのもディズニー曲のいいところですね。

「ホール・ニュー・ワールド」(アラジン)

映画「アラジン」の主題歌で、アカデミー歌曲賞も受賞した不朽の名作です。主人公のアラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って世界中を旅するシーンで流れるこの曲は、壮大でロマンチックなメロディーが聴く人を魔法の世界へと誘います。ゆったりとしたテンポなので、一音一音を大切に、感情を込めて弾きやすい曲です。ピアノの豊かな響きを使って、空を飛ぶ絨毯の浮遊感や、夜空のきらめきを表現するように弾いてみてください。

「レット・イット・ゴー」(アナと雪の女王)

世界中で大ヒットし、社会現象にもなった映画「アナと雪の女王」の主題歌。主人公エルサが自らの魔法の力を解き放ち、ありのままの自分を受け入れる決意を歌った、力強くも美しい一曲です。サビに向かってどんどん盛り上がっていく構成は、弾いていても聴いていても鳥肌が立つほどドラマチック。少し難易度は高めですが、弾けるようになったら絶対に自慢できる、非常に華やかで見栄えのする曲です。

「美女と野獣」(美女と野獣)

こちらもディズニーを代表するバラードの名曲。ポット夫人の優しい歌声で、ベルと野獣がダンスホールで心を通わせる感動的なシーンで流れます。優雅で気品あふれるワルツの曲調は、ピアノの美しい音色と非常に相性が良いです。大切な人を想うような、温かい気持ちで演奏すると、曲の持つロマンチックな雰囲気をより一層引き出せるかなと思います。連弾用のアレンジも人気があるので、親子や友人と一緒に弾くのも素敵ですね。

ポイント
曲選びに迷ったら、まずは自分の好きな映画やアニメの曲から探してみるのがおすすめです。何度も聴いていてメロディーやリズムをよく知っている曲の方が、譜読みもスムーズに進みやすく、何より楽しく練習を続けられますよ。

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レベル別に探すピアノで弾くと綺麗な曲

さて、ここからはご自身のピアノのレベルに合わせて、挑戦しやすい綺麗な曲をご紹介していきます。ピアノは無理なく自分のペースで楽しむのが上達への一番の近道!「この曲、ちょっと難しそう…」と感じる曲でも、簡単なアレンジの楽譜を探せば大丈夫。まずは「この曲を弾けるようになりたい!」という純粋な気持ちを大切にしてくださいね。その気持ちが、練習の大きな原動力になりますから。

初心者でも弾ける簡単な曲

「ピアノを始めたばかりで、まだドレミを読むのもおぼつかない…」「両手で違う動きをするのが難しい…」そんなピアノ初心者の方でも、もちろん大丈夫です!有名な曲を簡単なアレンジにした楽譜なら、初心者の方でも綺麗なメロディーを十分に楽しむことができます。まずは右手でメロディーを弾く練習から始めて、慣れてきたら左手の簡単な伴奏(和音や単音)を加えてみましょう。焦らず一歩一歩進むことが大切です。

「きらきら星」

誰もが知っているこの童謡は、実はピアノ初心者のための練習曲として非常に優れています。メロディーがシンプルで覚えやすく、指の基本的な動きを学ぶのにぴったり。でも、ただの子供の歌と侮ってはいけません。かの有名なモーツァルトが、この「きらきら星」の主題を基に12もの変奏曲を作曲しているほど、奥が深い曲なのです。まずは簡単なメロディーを綺麗に弾けるように練習し、慣れてきたら左手で「ドソミソ」のような簡単な伴奏をつけてみましょう。それだけで、ぐっと綺麗な響きになりますよ。

久石譲「海の見える街」(魔女の宅急便)

ジブリ映画の中でも特に人気の高い「魔女の宅急便」のサウンドトラックから、爽やかでおしゃれな一曲です。主人公キキがほうきに乗って空を飛ぶシーンが目に浮かびますね。原曲は少し複雑で速いパッセージも含まれますが、メロディーラインだけでも十分に魅力的なので、まずは右手でメロディーを弾くだけでも、あの素敵な世界観を味わうことができます。最近では、音符を大幅に減らして指一本でも弾けるように工夫された「超簡単アレンジ」の楽譜もたくさん出ているので、ぜひ探してみてください。

中級者向けのかっこいいピアノ曲

バイエルを終えたくらい、あるいは基本的な指の動きに慣れて、少し弾きごたえのある曲に挑戦したくなってきた中級者の方へ。このレベルになると、楽譜に書かれた音符を弾くだけでなく、ペダルを使って音に響きや広がりを加えたり、強弱(ダイナミクス)を意識して表現力を高めたりすることで、ピアノを弾く楽しさがさらに広がりますよ。ここでは、技術的にも表現的にも学びが多く、聴き映えのするかっこいい曲をご紹介します。

久石譲「Summer」

映画「菊次郎の夏」のメインテーマで、今や久石譲さんの代表曲の一つですね。夏になるとテレビやお店で必ず耳にする、爽やかで少し切ないメロディーが印象的な名曲です。軽快でリズミカルな冒頭から、だんだんと壮大に盛り上がっていく曲の構成は、弾いていて本当にかっこいい!特に、左手のアルペジオ(分散和音)にのせて右手がメロディーを歌う部分は、両手のコンビネーションが重要になります。中級者の方が目標にする曲として、非常に人気があります。

坂本龍一「Merry Christmas, Mr. Lawrence」

世界的音楽家、坂本龍一さんが手掛けた映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲。一度聴いたら忘れられない、東洋的な響きを持つ印象的で美しいメロディーが世界中の人の心に響きました。静寂の中に響き渡るピアノの音色が非常に美しく、独特の雰囲気と緊張感があります。この曲を弾く上で大切なのは、「間」の取り方。音と音の間の静寂を効果的に使うことで、曲の持つ深い情感を表現できます。自分の解釈で感情を込めて、じっくりと向き合いたい一曲です。

挑戦したい上級者向けの華やかな曲

様々な曲を弾きこなし、高度なテクニックを身につけた上級者の方へ。聴いている人の心を揺さぶり、圧倒するような、華やかで難易度の高い曲に挑戦してみませんか?難易度は非常に高いですが、それらの難曲を弾きこなせた時の達成感と感動は、きっと言葉にできないほどのものがあるはずです。ここでは、多くのピアニストが人生をかけて挑戦する、憧れの名曲を2つご紹介します。

リスト「ラ・カンパネラ」

「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストによる、「パガニーニによる大練習曲」の中の第3番。「ラ・カンパネラ」とはイタリア語で「鐘」を意味し、その名の通り、キラキラとした高音域の音が鐘の音のように鳴り響く、超絶技巧曲の代名詞です。右手の素早い跳躍や、同音連打、指の拡張を要求されるパッセージが延々と続き、正確に弾きこなすにはまさに超人的な練習が必要です。しかし、その困難さを乗り越えた先に待っているのは、水晶のように透明で輝かしい、至高の音楽体験でしょう。

ショパン「英雄ポロネーズ」

ショパンの最高傑作の一つとも言われ、その名の通り英雄的で堂々とした風格を持つ、非常に華麗で力強い一曲です。祖国ポーランドへの愛国心を表現したと言われており、重厚な和音と情熱的なメロディーが特徴。特に有名なのは、左手がオクターブで力強いリズムを刻み続ける中間部で、演奏には高い技術力はもちろん、強靭な体力と精神力が求められます。まさに「ピアノの王様」といった風格のある、全てのピアノ学習者の憧れの曲ですね。

綺麗な曲のピアノ楽譜の探し方

弾いてみたい曲が決まったら、次はいよいよ楽譜探しですね。昔は楽器店に足を運んで探すのが一般的でしたが、今はオンラインで手軽に楽譜を購入・ダウンロードできる便利なサービスがたくさんあります。自分のレベルや目的に合った楽譜を見つけることが、楽しく練習を続けるための重要な第一歩です。

オンラインの楽譜配信サイトを利用する

現在、ピアノ楽譜を探す上で最も主流なのが、オンラインの楽譜配信サイトです。代表的なサービスには「ぷりんと楽譜(ヤマハ)」「@ELISE(アット・エリーゼ)」などがあります。これらのサイトの最大の魅力は、その圧倒的な品揃え。最新のJ-POPやアニソンから、定番のクラシック、映画音楽まで、ありとあらゆるジャンルの楽譜が見つかります。

また、同じ曲でも、様々なアレンジャーによる、多様な難易度の楽譜が用意されているのも大きなメリットです。

  • 入門・初級者向け: 音符が少なく、簡単な伴奏になっているもの。
  • 中級者向け: 原曲の雰囲気を再現しつつ、弾きごたえのあるアレンジ。
  • 上級者向け: 原曲に忠実な、プロ仕様のアレンジ。
  • その他: ピアノ弾き語り用、連弾用、メロディー譜など。

購入前に楽譜の一部をプレビューしたり、サンプル音源を試聴したりできるので、「買ってみたけど難しすぎて弾けなかった…」という失敗を防ぐことができます。1曲単位で、数百円程度から購入できる手軽さも嬉しいですね。

主要な楽譜配信サイト比較

サイト名 特徴 支払い方法
ぷりんと楽譜 ヤマハ運営。品揃えが豊富で品質が高い。コンビニ印刷にも対応。 クレジットカード, キャリア決済, コンビニ払い等
@ELISE 国内最大級の品揃え。様々な出版社の楽譜を横断的に探せる。 クレジットカード, WebMoney, 楽天ペイ等
Piascore 楽譜ビューアアプリと連携。アプリ上で楽譜の管理や書き込みができる。 アプリ内課金, クレジットカード等

無料楽譜を利用する際の注意点

インターネットで検索すると、無料でダウンロードできる楽譜も見つかります。特に、著作権が切れているクラシック曲などは、IMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)のようなサイトで合法的に入手することが可能です。しかし、J-POPや映画音楽など、著作権で保護されている楽曲の楽譜が無料でアップロードされている場合、それは著作権法に違反している違法なものである可能性が高いです。トラブルを避け、音楽文化を支えるアーティストや作曲家への敬意を払うためにも、信頼できる公式サイトや有料の楽譜配信サービスを利用することを強くおすすめします。(参考: 文化庁『著作権制度』

ピアノに関するよくある質問

ここでは、ピアノで綺麗な曲を弾きたいと思っている方から、私の元によく寄せられる質問とその回答をまとめてみました。皆さんの疑問や不安が、少しでも解消できれば嬉しいです。

Q. 電子ピアノでもアコースティックピアノのように綺麗に弾けますか?

A. はい、もちろんです!その質問、とてもよく分かります。昔の電子ピアノは音が機械的だったり、鍵盤が軽かったりというイメージがあるかもしれません。しかし、最近の電子ピアノの進化は本当に目覚ましく、有名メーカーの上位モデルにもなると、本物のアコースティックピアノ(生ピアノ)に非常に近い、リアルな音色や繊細なタッチ感を再現しています。

強く弾けば大きな音が、弱く弾けば優しい音が出るのはもちろん、ペダルを使った響きの変化も忠実に表現してくれます。むしろ、夜間でも時間を気にせずヘッドホンで練習できる、録音して自分の演奏を客観的に聴き返せる、メトロノーム機能で正確なリズム練習ができるなど、電子ピアノならではのメリットもたくさんあります。綺麗な曲を気持ちよく弾く上で、現代の電子ピアノは全く問題ないどころか、強力なパートナーになってくれるはずですよ。

どの電子ピアノを選んだら良いか悩んでいる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
後悔しない電子ピアノの選び方!ヤマハ・ローランドの違いは?

Q. 楽譜がまったく読めなくても弾けるようになりますか?

A. 結論から言うと、弾けるようになります!もちろん、楽譜が読めた方が、新しい曲に挑戦するスピードは格段に上がりますし、音楽への理解も深まります。ですが、楽譜が苦手だからといって、ピアノを諦める必要は全くありません。

例えば、耳で聴いたメロディーをそのまま鍵盤で探して弾く「耳コピ」が得意な人もいます。また、最近ではYouTubeなどで、鍵盤の上から手元を映し、どの鍵盤をどの指で弾くかをゆっくり解説してくれる「チュートリアル動画(ピアノレッスン動画)」もたくさんあります。光る鍵盤が次に弾く場所を教えてくれる「光ナビゲーション機能」付きの電子キーボードを活用するのも一つの手です。まずは音と指の動きを真似することから始めて、「ピアノを弾くのって楽しい!」という感覚を掴むことが一番大切。楽しさを感じられれば、後から「もっと色々な曲が弾きたいから楽譜も勉強してみようかな」という気持ちが自然と湧いてくるかもしれません。

まとめ:ピアノで弾くと綺麗な曲に挑戦しよう

今回は、ジャンル別、そしてレベル別に「ピアノで弾くと綺麗な曲」をたくさんご紹介してきましたが、あなたの心に響く一曲は見つかりましたでしょうか?

心揺さぶるクラシックの感動的な名曲から、いつも口ずさんでいるお気に入りのJ-POPやアニソンまで、同じ曲でもピアノという楽器を通して自分の指で奏でてみると、きっと新しい魅力や発見があるはずです。大切なのは、「この曲、素敵だな。弾いてみたい!」という、あなたの純粋なワクワクする気持ちかなと、私は思います。

もしあなたがピアノ初心者なら、まずは音符の少ない簡単なアレンジの楽譜から。経験者の方は、これまで少し躊躇していた、憧れのあの曲に。ぜひ、勇気を出して第一歩を踏み出してみてください。美しいメロディーを自分の指先から紡ぎ出す喜びは、何物にも代えがたい、本当に素晴らしい体験です。

この記事が、あなたのピアノライフをより豊かで楽しいものにする、ささやかなきっかけになれば、私としてこれ以上の喜びはありません。さあ、あなたも一緒に、ピアノで綺麗な曲の世界に飛び込んでみましょう!

ピア僧

1976年、北海道生まれ。

電子ピアノ選びに迷っていませんか?

Digital Paino Navi運営者のピア憎です。私自身、数々の電子ピアノを弾き比べ、その魅力を追求してきました。この経験と知識を活かし、あなたの最適な一台を見つけるお手伝いをします。

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