YAMAHA CPシリーズの違いと選び方|CP73かCP88か

YAMAHA CPシリーズの違いと選び方|CP73かCP88か

ヤマハのCPシリーズって、ステージピアノの世界ではちょっと別格の存在感があるんですよね。CP88とCP73、どちらもプロのライブ現場でよく見かけるし、実際に試奏したときの「これは本物だ」という感覚は今でも鮮明に覚えています。でも、「CP73とCP88の違いって何?」「自分にはどっちが合う?」という疑問を持っている方も多いんじゃないかなと思います。ステージピアノとしての購入を検討しているなら、鍵盤の質感の違いや重量、音色のラインナップ、ライブでの操作性など、気になるポイントが山積みですよね。

このページでは、YAMAHA CPシリーズの全体像から、CP73とCP88の具体的な違い、エレクトリックピアノ音色の魅力、バランスドハンマー鍵盤とNW-GH鍵盤の比較、ステージでの使い心地まで、実際に弾き込んだ経験をもとにまとめました。評判や口コミだけでなく、一次情報としての実体験もしっかりお伝えしますね。

この記事のポイント
  • CP73とCP88の鍵盤・重量の違いと正しい使い分け
  • CFX・ベーゼンドルファーなどプレミアムピアノ音色の実力
  • ピアニストとキーボーディストに向いているのはどっちか
  • CP4 STAGEからの進化ポイントと買い替えの判断基準
目次

YAMAHA CPシリーズの全貌と特徴

CPシリーズは、ヤマハが100年以上にわたるピアノ製造技術と、45年以上のシンセサイザー開発の歴史を融合させた、ステージピアノの最高峰ラインです。まずは歴史的背景から現行モデルの全貌まで、しっかりと整理していきましょう。

CPシリーズの歴史とコンセプト

「CP」という型番には、「Combo Piano(コンボピアノ)」という意味が込められています。コンボとは小編成バンドのことで、もともとのCPシリーズはバンドのステージで弾くために設計されたピアノでした。これがCPシリーズの原点であり、今もそのDNAは脈々と受け継がれています。

歴史をさかのぼると、1970年代に登場したCP-70というエレクトリックピアノが、CPシリーズの最初の代表モデルです。CP-70は実際の弦を叩く「打弦式」の構造を採用しており、アコースティックピアノに限りなく近いタッチと音色を持ちながら、ステージに持ち込める程度の可搬性を実現していました。当時のロックやジャズのミュージシャンたちに広く愛され、今でもヴィンテージ機材として根強い人気を誇っています。

その後、アナログ音源を搭載したCP-30などのモデルを経て、デジタル技術の進化とともに音源方式はデジタルへと移行していきました。2000年代以降のCP300、CP40 STAGE、CP4 STAGEといったモデルは、デジタル音源を核としながらも、ヤマハのピアノ技術を活かした高品質なピアノ音色とステージ指向のデザインを継承してきました。

そして2019年3月、現行のフラッグシップモデルとしてCP88とCP73が登場します。それまでのCPシリーズとは一線を画す新設計のインターフェースと、大幅にアップグレードされたピアノ音源を搭載し、「ステージピアノの進化形」として世界中のプロミュージシャンから高い評価を受けました。CP88/CP73のコンセプトは明確で、「ライブで最高のピアノ演奏を届けるための道具」という一点に集約されています。余計な機能はあえて省き、演奏に直結するセクションをシンプルかつ直感的に操作できる設計は、ステージで楽器と向き合うプレイヤーの目線が徹底的に反映されています。

CP88の鍵盤タッチとピアノ音色

CP88の最大の特徴は、NW-GH(ナチュラルウッド・グレードハンマー)鍵盤を搭載している点です。これはヤマハのハイエンド電子ピアノ、CLPクラビノーバシリーズにも採用されている鍵盤機構で、文字通り木製の鍵盤を採用し、グランドピアノのように低音域ほど鍵盤が重く、高音域になるほど軽くなる「グレーデッドタッチ」を実現しています。

さらに象牙調・黒檀調の表面仕上げにより、実際の象牙鍵盤に近いしっとりとした質感が得られます。弾いたときの指先の感触がまったく違うんですよね。プラスチック鍵盤特有の滑り感がなく、微妙なタッチコントロールがしやすい。弱い打鍵もしっかり発音してくれるし、強いタッチのダイナミクス表現もきちんと反映されます。これはトリプルセンサー(3段階の鍵盤センサー)の恩恵も大きいです。高速な連打にも追従しやすく、クラシックのトリルや細かいパッセージでも鍵盤が反応をとりこぼしません。

音色面では、ヤマハCFX、ヤマハS700、ベーゼンドルファー290インペリアルという3つのプレミアムコンサートグランドピアノのサウンドが収録されています。CFXはヤマハのフラッグシップコンサートグランドで、国際的なピアノコンクールでも使用される最高峰モデル。S700は中型グランドならではのバランスの良い音色で、ポップスからジャズまで幅広く使えます。ベーゼンドルファー290インペリアルは、97鍵という特殊な仕様を持つウィーンの名器で、深みのある低音と豊かな倍音が特徴です。

これら3つの音色を一台のステージピアノで使い分けられるというのは、正直かなり贅沢な仕様かなと思います。楽曲やシチュエーションに応じてピアノのキャラクターを選べるわけで、プロのライブシーンではこの使い分けが実際に重宝されています。ヤマハの鍵盤タッチの技術的な背景についてより詳しく知りたい方は、ヤマハ電子ピアノのタッチが本物に近い理由もあわせてご覧ください。

CP88の最新価格・在庫状況はこちらから確認できます。

CP73の軽量設計とバンド適性

CP73はCP88と同じ音源・同じ音色セクションを持ちながら、鍵盤機構と鍵盤数が異なるモデルです。搭載しているのはバランスドハンマー鍵盤で、低音から高音まで均一なタッチ感が特徴です。CP88のNW-GH鍵盤のような段階的なウェイト変化はなく、どの音域でも同じ弾き心地が保たれます。

これがCP73の大きな個性のひとつです。バンドのキーボーディストとして、ピアノだけでなくエレクトリックピアノやオルガン系サウンドも弾きこなす場合、鍵盤全体の感触が統一されているほうが演奏しやすいケースがあります。エレピやオルガンを弾くとき、低音域がやたら重くて弾きにくいという状況が生まれにくいんですよね。ジャンルや楽曲を問わず一定の弾き心地でプレイできることが、キーボーディストとしての安定感につながります。

鍵盤数は73鍵で、注目すべきは「E-to-E(Eからスタート)」のレイアウトです。最低音が「E(ミ)」から始まっているため、ギターやベースと同じ最低音を共有しています。これはバンドアンサンブルにおいて実用的なメリットがあって、ギタリストやベーシストとのコミュニケーションがスムーズになりやすいんです。「その音から弾いて」という指示がより直感的に伝わるし、アンサンブルの中での音域のすみわけも考えやすくなります。

重量はわずか13.1kgと、現行ステージピアノの中でも最軽量クラスです。CP88が18.6kgあることを考えると、その差は5.5kg以上。毎回のライブでセルフで機材を運ぶミュージシャンにとって、この差は体への負担に直結します。電車移動が多い方や、ライブハウスへの搬入経路が複雑な場合は、CP73の軽さが決定的なメリットになることも少なくありません。ヤマハのステージ向け鍵盤の重さの設計思想について知りたい方は、ヤマハ電子ピアノの重い鍵盤:リアルなタッチ感の秘密もあわせてチェックしてみてください。

CP88とCP73の音色・機能比較

CP88とCP73、見た目や鍵盤は違いますが、搭載されている音源・音色セクションはまったく同一です。これは購入判断においてとても重要なポイントかなと思います。つまり、CP73を選んでも音色面で妥協することはほとんどありません。

両モデルともに、コントロールパネルはピアノセクション、エレクトリックピアノ(EP)セクション、サブセクションという3つのブロックで構成されています。それぞれのセクションが独立したトーンコントロールとインサーションエフェクトを持っており、この3セクションをレイヤーやスプリットで組み合わせることもできます。

ピアノセクションには前述のCFX・S700・ベーゼンドルファーの3音色に加え、ポップス向けのアップライトピアノやアコースティックグランドの音色群が収録されています。EPセクションには、Rhodes系、Wurlitzer系、DX7系(FMシンセのエレピ)など、ライブで頻繁に使われるクラシックなエレクトリックピアノサウンドが揃っています。サブセクションにはパッド系やオルガン系、クラビネット系などが収録されており、バッキングやカラーリングに活用できます。

CP88の詳細なスペックや実機レビューについては、ステージピアノ YAMAHA CP88の徹底分析もご参考ください。公式の詳細スペックについては(出典:ヤマハ公式サイト『CP88/CP73 Series 製品情報』)でもご確認いただけます。

CP88とCP73の主なスペック比較

【CP88】鍵盤:NW-GH木製グレードハンマー(88鍵)/重量:18.6kg/象牙・黒檀調仕上げ

【CP73】鍵盤:バランスドハンマー(73鍵・E-to-E)/重量:13.1kg

【共通】ピアノ/EP/Subセクション独立制御、CFX/S700/ベーゼンドルファー音色収録

エレクトリックピアノ音色の魅力

CPシリーズの魅力を語るうえで、エレクトリックピアノ(EP)セクションは絶対に外せません。個人的には、このEPセクションの完成度こそがCP88/CP73を特別な存在にしている要素のひとつだと感じています。

EPセクションに収録されているのは、大きく分けて3系統のサウンドです。まずRhodes系(ローズ系)。電気ピアノの代名詞ともいえる、あのベルのような柔らかいサウンドです。ソウル、R&B、ジャズフュージョン、シティポップなど、幅広いジャンルのキーボードサウンドに不可欠な存在で、CPに収録されているRhodes系音色はサンプリングの質が高く、実機に近いニュアンスが出やすいです。

次にWurlitzer系(ウーリッツァー系)。Rhodesよりも少し硬めで、アタックの強い独特のキャラクターを持つエレクトリックピアノサウンドです。ロック色の強い楽曲やヴィンテージなポップサウンドに合わせやすく、CPのウーリッツァー音色は荒々しさと艶っぽさのバランスが絶妙だと感じます。

そしてDX系(FM音源エレピ)。ヤマハDX7で生み出された、あのキラキラしたFMエレピサウンドです。80年代のポップミュージックを象徴するサウンドで、現在でも楽曲制作や演奏シーンで広く使われています。CPはFM音源をモデリング・サンプリングしたサウンドを搭載しており、FMエレピ特有の倍音の複雑さと立ち上がりの鋭さが再現されています。

これらのEP音色には独立したトーンコントロールとドライブ系のエフェクターが用意されており、単純な音色切り替えだけでなく、自分好みのキャラクターに調整してから使えるのが実践的です。ライブ中にわずかにドライブを上げてサウンドに歪みを加えたり、EQでキャラクターを変えたりと、使いこなせば奥が深いセクションです。EPサウンドの多彩さと調整のしやすさは、バンドやセッションの現場で特に重宝されています。

YAMAHA CPシリーズの選び方と評判

音色や機能は理解できたとして、「じゃあ自分にはどっちが合う?」という選択は意外と難しいかもしれません。ここからは、具体的な視点から選び方と評判をまとめていきます。

ピアニストとキーボーディストの選び方

CP88とCP73の選択において、最も重要な軸は「自分がどういうプレイスタイルなのか」という点です。大きく分けると、クラシックやジャズを中心に弾くピアニスト志向の方と、バンドやセッションでエレピ・オルガンも弾くキーボーディスト志向の方で、向いているモデルが変わってきます。

ピアニスト志向の方にはCP88をおすすめしたいです。NW-GH鍵盤のグレーデッドタッチは、グランドピアノで培ったタッチ感覚をそのまま活かせる設計になっています。特にクラシック曲の演奏において、低音域から高音域にかけての鍵盤の重さの変化は、フレージングやダイナミクス表現に影響します。弱いタッチでのppの表現、強いタッチでのffの解放感、どちらもNW-GH鍵盤がしっかり応えてくれます。日常的にアコースティックピアノを弾いている方がCP88に乗り換えたとき、「違和感が少ない」という評価が多いのも頷けます。

一方でキーボーディスト志向の方にはCP73が向いています。バランスドハンマー鍵盤の均一なタッチは、エレピやオルガンを弾く際に違和感が出にくいです。バンドの中でピアノだけでなく多彩なキーボードサウンドを担当するポジションなら、音域を問わず一定の弾き心地というのは実用的なメリットになります。また、73鍵のE-to-Eレイアウトは、ギタリストやベーシストとセッションする際に音域の共通認識が生まれやすく、演奏のコミュニケーションが自然にとれます。

迷っている場合は、実際に楽器店で両モデルを弾き比べることを強くおすすめします。同じ曲を弾いてみて、どちらの鍵盤が自分の指に合うかを体感するのが一番の判断材料になります。スペックや評判は参考情報に過ぎず、最終的には「弾いていて心地よいかどうか」が選択の決め手になることが多いです。どちらを購入しても後悔が少ないよう、できれば複数回試奏して判断することをおすすめします。

重量と携帯性から選ぶCPモデル

音色や鍵盤以外で、ステージピアノ選びに大きく影響するのが重量と携帯性です。いくら音が良くても、毎回のライブで体を壊すほどの重さではパフォーマンスに支障が出ます。CP88の18.6kgとCP73の13.1kgという差は、実際に運んでみると想像以上に大きいと感じるはずです。

5.5kg以上の差というのは、具体的に言うと「500mlペットボトル11本分以上」です。毎回のライブでその差を感じながら搬入・搬出を繰り返すことになります。特に階段の多いライブハウスや、電車での機材移動が多い方にとって、この差は体への蓄積ダメージに直結します。年齢を重ねるにつれて、この重さの差は体感としてどんどん大きくなってくるんですよね。

車移動が基本で、スタッフやサポートメンバーが機材搬入を手伝ってくれる環境なら、CP88の18.6kgはそれほど問題にならないかもしれません。しかし、ひとりでの移動が多い場合は、CP73の軽さが決定的なアドバンテージになります。「音色に妥協したくないけどCP73は軽すぎて不安…」という心配は不要で、CP73はあくまで鍵盤機構の違いであり、音色面ではCP88と同等のクオリティです。

また、専用のソフトケースやハードケースの入手しやすさも確認しておきたいポイントです。CPシリーズ用のケースは各メーカーから展開されており、88鍵用と73鍵用でサイズが異なります。購入前に対応ケースの重量と価格も含めてトータルで検討すると、後悔が少なくなります。

運搬・携帯性チェックポイント

・CP88:18.6kg/88鍵フルサイズ/車移動・スタッフありの環境向き

・CP73:13.1kg/73鍵コンパクト/電車移動・セルフ搬入に対応しやすい

ステージでの操作性と安定感

どんなに音が良くても、ライブ中に直感的に操作できなければ意味がありません。CP88/CP73のインターフェースは、「ステージでの直感的操作」を徹底して追求した設計になっています。

コントロールパネルはピアノ、EP、サブの3セクションが物理的に独立しており、それぞれのセクションに専用のノブとスイッチが配置されています。ライブ中に画面を見てメニューをたどるような操作は基本的に不要で、目的のセクションのノブに手を伸ばすだけでサウンドを変えられます。これは実際のステージで大きな安心感につながります。

各セクションには独立したボリューム、トーンコントロール、インサーションエフェクトが割り当てられており、ピアノとエレピをレイヤーしながらそれぞれの音量バランスをリアルタイムで調整するといった操作も、手の届く範囲のノブで完結します。画面を覗き込んだり、バンクを切り替えてパラメーターを探したりする必要がないのは、演奏中の集中力を保つうえで非常に重要です。

また、電源ON後の起動が速く、素早いステージ転換にも対応しやすいです。ペダル端子は複数あり、サスティン・ソステヌート・ソフトペダルを接続でき、グランドピアノの3本ペダルによる表現に対応しています。外部MIDI接続やUSB端子も搭載されており、DAWと連携したレコーディングや、MIDIコントローラーとしての活用も可能です。ステージでのパフォーマンスに特化しながら、スタジオワークにも十分対応できる拡張性を持っているのも、CPシリーズの評判が高い理由のひとつです。

CP4 STAGEからCP88/CP73への進化

CP88/CP73の前世代モデルに当たるのがCP4 STAGE(およびCP40 STAGE)です。CP4 STAGEを使っていたユーザーがCP88/CP73へ買い替えを検討するケースも多いので、進化のポイントを整理しておきましょう。

最も大きな変化はインターフェースの刷新です。CP4 STAGEは従来のシンセサイザーライクなインターフェースで、音色を選ぶにはいくつかのボタン操作とディスプレイ確認が必要でした。CP88/CP73では3セクション独立のフィジカルコントロールに生まれ変わり、視覚的・触覚的な直感操作が可能になっています。「ステージでの操作性が格段に上がった」という現場ミュージシャンの声は非常に多く、これは体験してみると実感できる変化です。

音源面でも大きな進歩があります。CP4 STAGEから CP88/CP73への移行では、ベーゼンドルファー290インペリアルの追加と音色全体のアップグレードが行われました。ベーゼンドルファーの音色はヤマハグループとしてのブランド資産であり、CP88/CP73ならではの大きなセールスポイントです。ピアノ音色の表情の豊かさは、CP4 STAGEと弾き比べると明確な差として感じ取れます。

鍵盤についても、CP88のNW-GH鍵盤はCP4 STAGEから改良が加えられ、タッチの精度とダイナミクス応答がさらに向上しています。CP4 STAGEを長年使っていた方でも、CP88を弾き比べると鍵盤の完成度の違いを感じ取れるかもしれません。特に微細なppの表現やレガートのコントロールについて、顕著な改善が施されています。既存ユーザーへの買い替えの価値は十分にあると思いますね。

CPシリーズに関するFAQ

CP73とCP88、結局どちらを買えばいい?

一番重要な判断基準は「ピアノの本格的なタッチを重視するかどうか」です。クラシックやジャズのピアノ演奏が中心で、グランドピアノに近い鍵盤感覚が必要な方はCP88。バンドやセッションでエレピ・オルガンも含めた幅広いサウンドをカバーしたい方、または機材の持ち運びを重視する方はCP73が向いています。音色のクオリティは両機種ともまったく同等なので、鍵盤の違いと重量差を中心に判断するのがポイントです。

ステージピアノ初心者でもCP88/CP73は使いこなせる?

十分使いこなせます。むしろ、3セクション独立の直感的なインターフェースは、シンセサイザー的な複雑な操作を避けたい方にとって非常に親しみやすい設計です。電源を入れてセクションを選ぶだけですぐに演奏できる状態になるため、ライブでの運用が初めての方でも操作に迷いにくいかなと思います。価格帯はミドル〜ハイクラスになりますが、長く使い続けられる信頼性と音色品質を考えると、コストパフォーマンスは高いと思います。

CP88はDTMのレコーディングに使うことはできる?

できます。USB端子を通じてDAWとの接続が可能で、MIDIコントローラーとしての使用にも対応しています。また、CP88自体の音色をオーディオとして録音することも当然可能です。ライブ専用というわけではなく、スタジオワークにも十分活用できる機材ですね。ただし、オーディオインターフェースとしての機能は持っていないため、録音する際は別途オーディオインターフェースが必要な点はご注意ください。

YAMAHA CPシリーズを選ぶ際のまとめ

YAMAHA CPシリーズは、ヤマハのピアノ製造技術の粋を集めた、本物志向のステージピアノです。CP88とCP73という2つのモデルは、搭載する音源・音色のクオリティはまったく同等でありながら、鍵盤機構と重量という点で明確な違いがあります。

CP88は本格的な木製グレードハンマー鍵盤(NW-GH)による88鍵フルサイズで、グランドピアノに近いタッチ感覚を求めるピアニストに向いています。3つのプレミアムコンサートグランドサウンド(CFX、S700、ベーゼンドルファー290インペリアル)を収録し、ステージで世界最高峰のピアノ音色を届けたい方に最適な選択肢です。

CP73はバランスドハンマー鍵盤による73鍵(E-to-E)で、13.1kgという軽量さとE-to-Eレイアウトが、バンドやセッションで活動するキーボーディストの実用的な要求にこたえます。音色はCP88と同一なので、携帯性と鍵盤特性を優先するならCP73という判断は合理的です。

どちらを選ぶにしても、CPシリーズはプロが現場で信頼して使い続けている機材です。購入後に「やっぱり違うモデルにすれば良かった」という後悔が少ないよう、可能であれば楽器店での試奏を経てから決断することをおすすめします。正確な価格や在庫状況はメーカー・販売店にご確認ください。

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