「カワイ ES60、実際どうなの?」と気になってこのページを開いてくれたあなたへ。購入前に「安い買い物じゃないし、失敗したくない」という気持ち、すごくわかります。
カワイES60は、カワイ史上最軽量クラスのポータブル電子ピアノでありながら、国際コンクールでも採用されるSK-EX音源と新開発のRHB鍵盤を搭載した、かなり本気なエントリーモデルです。この記事では、ES60の仕様・機能・使い心地をしっかり解説しながら、「こんな人には合う、こんな人には合わない」という判断基準まで正直にお伝えします。Bluetooth非対応の点やスピーカー出力の話など、気になるデメリットもちゃんと触れているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ES60の持ち運びやすさと、設置場所の自由度がどれくらいか
- RHB鍵盤のタッチ感と、グランドピアノとの実際の違い
- SK-EX音源の音色の豊かさと、17音色の使い勝手
- Bluetooth非対応でも困らない?アプリ連携の実態
- メリット・デメリットを踏まえた「買うべき人・見送るべき人」の判断基準
カワイ ES60 レビュー:製品概要と特徴

まずはES60がどんなピアノなのかを整理しておきましょう。カワイES60は、「軽量・コンパクト・でも音とタッチは本物志向」というコンセプトで設計されたポータブル電子ピアノです。カワイのESシリーズの中では最もリーズナブルなエントリーモデルに位置しますが、搭載している音源と鍵盤のグレードはエントリーとは思えないほど本格的。そのあたりが、ES60の最大の個性だと私は感じています。
軽量コンパクトなデザイン:置き場所を選ばない自由さ
ES60の最初の特徴は、本体重量わずか11.0kgという軽さです。これはカワイの電子ピアノ史上、最小・最軽量クラスとされています。
「11kg」と聞いてピンとこない方もいるかもしれませんが、一般的なポータブル電子ピアノの多くは13〜15kg前後のものが多いので、2〜4kgの差はかなり大きいです。自宅の部屋間での移動はもちろん、レッスン教室やライブ会場への持ち出しも、一人でも十分に対応できます。
サイズは幅129.5cm、奥行き26.0cm、高さ15.0cm。スタイリッシュでコンパクトなボディなので、デスクやテーブルの上、あるいはベッドサイドなど、限られたスペースにも気軽に設置できます。「ピアノを置くスペースがない」と悩んでいた方でも、意外と置けてしまうかもしれません。
ピア憎スタンドなしで卓上に置いて使うこともできるのがES60の便利なところ。机の上に設置して椅子に座って弾けば、専用スタンドがなくても練習を始められます。もちろん、専用スタンド(別売りHML-3B)を使えば見た目もスッキリして安定感もアップしますよ。
RHB鍵盤の本格的なタッチ:エントリーモデルらしくない弾き心地
ES60には、新開発の「RHB(レスポンシブ・ハンマー・アクション・ベーシック)鍵盤」が採用されています。「ベーシック」という名称から「廉価版では?」と思いがちですが、実際の弾き心地はしっかりとしたハンマーアクションの重みがあり、軽いタッチのキーボードとは一線を画す仕上がりです。
特に注目したいのが、音域によって鍵盤の重さが変わるグレードハンマー設計です。低音域はずっしりと重く、高音域に向かうにつれて自然に軽くなっていく。これはアコースティックグランドピアノと同じ感覚で、指の力を鍛えながらニュアンスのある演奏を身につけていくのにとても役立ちます。
また、打鍵音が静かな設計になっていることも見逃せません。キーボードを弾いたときの「コトコト」という騒音が抑えられているため、夜間の練習や集合住宅での使用でも安心感があります。タッチカーブ機能で自分の好みの感度に調整できるのも、長く使う上でうれしいポイントです。
ES60のRHB鍵盤は樹脂製です。カワイの上位モデル(CA401以上)では木製鍵盤が採用されています。「樹脂だから本格的じゃない」と思うかもしれませんが、ハンマーアクション機構とグレードウェイト設計により、タッチの本格感はしっかり確保されています。木製鍵盤にこだわりたい場合は、予算を上げてCA401などを検討するのがおすすめです。
SK-EX音源が奏でる豊かな音色:コンクール音源をこの価格帯で

ES60のメインピアノ音源には、数多くの国際ピアノコンクールで採用されているカワイのフルコンサートグランドピアノ「SK-EX」の音がサンプリングされており、「SK-EXコンサートグランド」として搭載されています。
「コンクール音源をエントリーモデルに」というのがカワイのES60の最大のセールスポイントの一つで、HI音源(ステレオサンプリング)技術により、鍵盤ごとの微妙なニュアンスまで丁寧に再現されています。繊細で柔らかなピアニシモから、温かく透き通るメゾフォルテ、そして壮大に響き渡るフォルテシモまで、広大なダイナミックレンジを持つ複雑で芯のある音が特徴です。
内蔵音色は合計17種類。グランドピアノ3タイプ(コンサート・ジャズ・メロウ)を筆頭に、エレクトリックピアノ、ハープシコード、クラシックオルガン、ジャズオルガン、ストリングス、クラヴィ、ベースなど、多彩なジャンルをカバーします。さらに、17音色の中から任意の2つを重ねる「レイヤー」機能を使えば、ピアノ+ストリングスのような厚みのあるサウンドも楽しめます。最大同時発音数は192音で、複雑な和音を弾いても音が途切れる心配がありません。
ただし、正直に言うと17音色という数は必要最小限の構成です。ローランドやヤマハの同価格帯モデルでは30〜40音色以上を搭載しているものも多いので、「いろんな音でとにかく遊びたい」という方には物足りなさを感じるかもしれません。ES60の方針は「少数精鋭・音質重視」と考えると納得しやすいです。
直感的な操作とアプリ連携:シンプルだからこそ使いやすい
ES60の操作パネルは、必要最小限のボタン+ボリュームスライダーというシンプルな構成です。「電子ピアノって設定が難しそう」と感じている方でも、迷わず使いこなせる設計になっています。音色の切り替えなども、特定のボタンを押しながら対応する鍵盤を押すだけなので、説明書なしでもすぐに覚えられます。
スマートフォン・タブレット向けの専用アプリ「PianoRemote」にも対応しており、アプリから音色の選択、メトロノームの設定、演奏の録音、内蔵曲の再生などをリモート操作できます。楽譜集の閲覧機能もあるので、練習のお供としても役立ちます。
ES60とPianoRemoteの接続は、USB to HOST端子を使った有線ケーブル接続が必須です。上位モデルのES120やES920はBluetoothワイヤレス接続に対応していますが、ES60にはBluetooth機能がありません。iPhoneやiPadと繋ぐ場合はLightningケーブル(またはUSB-Cケーブル)が別途必要になります。「ワイヤレスで使いたい」という方は、この点をあらかじめ把握しておきましょう。
搭載されている便利な機能:練習環境を整える充実の装備
ES60は、日々の練習を快適にする機能も充実しています。どんな機能があるのか、順番に確認してみましょう。
デュアル・スプリット機能
2種類の音色を重ねて演奏できる「デュアル機能」と、鍵盤をC4の白鍵で分割し、低音側と高音側でそれぞれ異なる音色を鳴らせる「スプリット機能」を搭載しています。ピアノ+ストリングスで厚みを出したり、左手でベース・右手でピアノというジャズトリオスタイルを楽しんだりと、表現の幅がぐっと広がります。
リバーブ機能とタッチカーブ
音に残響を加える「リバーブ機能」はON/OFFの切り替えや複数タイプから選択が可能で、コンサートホールやスタジオの雰囲気を手軽に演出できます。鍵盤の強弱感度を調整する「タッチカーブ機能」も搭載されており、自分の演奏スタイルや指の力に合わせた細かい調整が可能です。「最初は音が出にくい」「少し触れただけで大きな音が出すぎる」といった悩みも、タッチカーブで自分好みにチューニングできます。
メトロノームとリズム
練習に役立つメトロノーム機能は7種類の拍子に対応。さらに30種類ものドラムリズムが内蔵されており、ポップス・ジャズ・ボサノバなど様々なスタイルに合わせてリズム練習ができます。「メトロノームだけだと飽きてしまう」という方も、リズムバンド演奏のような感覚で楽しく継続できるのがうれしいポイントです。テンポや音量の調整も柔軟に行えます。
トランスポーズ・チューニング・スピーカーEQ
演奏全体の音高を半音単位で変更できる「トランスポーズ機能」(-12〜+12半音)は、弾きやすいキーに移調するときに重宝します。基準ピッチを0.5Hz単位で細かく調整できる「チューニング機能」(427.0〜453.0Hz、初期値440Hz)は、他の楽器と合わせてアンサンブルをするときに便利です。
「スピーカーEQ」機能(ノーマル・テーブル・オフの3種類)も地味に助かる機能で、置き場所の状況に応じて音質を最適化できます。例えばテーブルの上に置いた場合と床置きのスタンドに設置した場合では音の広がり方が変わるので、EQを切り替えることでより自然なサウンドを引き出せます。内蔵スピーカーのON/OFFも可能で、ヘッドホン使用時はスピーカーから音が出ないよう設定しておくのがおすすめです。一定時間操作がない場合に自動で電源をオフにする「オートパワーオフ」機能も搭載されており、消費電力は7Wとかなり省エネです。
主要な仕様と付属品:購入前に確認しておきたいポイント

カワイES60の主要な仕様をまとめておきます。購入前の最終チェックに使ってください。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 鍵盤 | レスポンシブ・ハンマー・アクション・ベーシック(RHB)鍵盤 |
| 音源 | HI音源(ステレオサンプリング)、SK-EXコンサートグランド音色 |
| 音色数 | 17音色(ピアノ3種、エレピ、オルガン、ストリングス、ベースなど) |
| 最大同時発音数 | 192音 |
| スピーカー | 12cm×2(フルレンジスピーカー) |
| アンプ出力 | 20W(10W×2) |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 129.5cm × 26.0cm × 15.0cm |
| 重量 | 11.0kg |
| 接続端子 | ヘッドホン端子(ステレオ標準)×2、LINE OUT(L/MONO, R)、USB to Host、DAMPER、PEDAL |
| 消費電力 | 7W |
付属品は、取扱説明書・電源コード・電源アダプター(PS-129)・譜面立て・フットスイッチ(F-1SP)です。注意したいのが付属のフットスイッチがプラスチック製という点。演奏中に滑ったり、踏み込みの感触がいまいちと感じる方もいます。より本格的な演奏感を求めるなら、別売りの金属製ピアノペダル(F-10H)へのアップグレードを検討してみてください。価格はそれほど高くないので、最初からセットで揃えておくのが後悔しない選び方です。
スタンドは別売りです。家庭での長期設置を考えているなら、専用の木製スタンド(HML-3B)がおすすめです。汎用のX型キーボードスタンドと比べて安定感が段違いで、見た目もインテリアに馴染みやすいデザインになっています。詳しい製品情報や最新の価格は、カワイの公式製品ページでご確認ください。
カワイ ES60 レビュー:詳細な分析

仕様や機能の説明はここまで。ここからは「じゃあ実際に買っていいの?」という本題に入ります。メリット・デメリット・価格帯の比較・こんな人におすすめ、という順でまとめていきます。
購入すべきメリット:ES60ならではの強みはここ
ES60のメリットを整理すると、次の点が特に光ります。
① カワイ史上最小・最軽量クラスのポータブル性
重量11.0kgという軽さは、ポータブル電子ピアノの中でもトップクラスです。「ピアノは重くて動かせない」という常識を覆す軽量設計で、自宅の部屋間の移動はもちろん、レッスン教室や演奏会場への持ち出しも現実的な選択肢になります。
② 新開発RHB鍵盤による本格的な弾き心地
低価格帯のポータブル電子ピアノとしては、鍵盤の重みがしっかりあります。グレードハンマー設計(低音域が重く、高音域が軽い)により、指の力を鍛えながら表現力も磨けます。「鍵盤タッチを重視したいけれど、コンパクトなものが欲しい」という方にとって、これは大きな魅力です。
③ 国際コンクールでも使われるSK-EX音源
エントリーモデルでありながら、カワイのフラッグシップコンサートグランド「SK-EX」の音源を搭載しているのはES60の大きな強みです。繊細で芯のある音は、上位モデルにも引けを取らない本格感があります。
④ 直感的なシンプル操作
最小限のボタン構成で、初めて電子ピアノを触る方でも迷わず使えます。「設定が複雑で結局使いこなせなかった」という失敗をしにくい設計です。PianoRemoteアプリと有線接続すれば、スマホからの直感的な操作も可能になります。
⑤ ヘッドホン端子が2つあり、2人同時練習に対応
本体前面にヘッドホン端子が2系統あるのも地味に便利なポイントです。親子でのデュエット練習や、先生と生徒が並んで同時に音を確認するといった使い方ができます。夜間の静音練習でも、2人で一緒に音を聴きながら弾けるのはうれしいですね。
知っておきたいデメリット:これが気になる人は要注意
ES60は優れた電子ピアノですが、正直に言えるデメリットもあります。購入してから「思ってたのと違う」とならないよう、しっかり確認しておきましょう。
① スピーカー出力が控えめ(20W)
アンプ出力20W(10W×2)、12cmスピーカー×2という構成は、コンパクト機としては標準的ですが、「自宅でも迫力ある音をスピーカーで楽しみたい」という方には物足りなさを感じることがあるかもしれません。上位モデルのES120(40W)やES920(40W)と比べると、音の広がりや厚みで差が出ます。ヘッドホンを使用する場合はこの問題は気になりませんが、スピーカーで大きな音を出して楽しみたい方は要注意です。
② Bluetooth接続に非対応
ES60はスマートデバイスとの接続にUSBケーブルが必要です。ES120やES920がBluetooth接続に対応しているのに対し、ES60ではワイヤレス接続ができません。Androidスマホとの接続は比較的安価なケーブルで済みますが、iPhoneやiPadのLightning端子を使う場合は専用の変換ケーブルが必要になるため、ある程度の追加コストがかかります。
③ 音色数が17種類と少なめ
必要最小限の音色構成なので、「とにかくいろんな音で遊びたい」「デジタルサウンドやエフェクト系の音色も使いたい」という方には向きません。カシオやローランドの同価格帯モデルが30〜40音色以上を搭載しているのと比べると、この点は明確な差があります。ES60の方針はあくまで「音質の高い少数精鋭」です。
④ 付属ペダルがプラスチック製
前述のとおり、付属のフットスイッチはプラスチック製です。本格的なピアノ演奏をするなら、別売りの金属製ペダル(F-10H)を追加で購入することを最初から計画に入れておいた方がいいでしょう。スタンドも別売りなので、「スタンド+ペダル+本体」のトータルコストで予算を考えると安心です。
ピア憎デメリットを聞くと「それなら上位モデルにした方がいいかも」と感じるかもしれません。でも「持ち運びやすさ × 本格タッチ × カワイの音色」という3点を最優先するなら、ES60はほかに替えの利かない選択肢です。逆に「音量や多機能性」を重視するなら、ES120や他社モデルを検討するのが正直なアドバイスです。
価格帯と他機種との比較:ES60はコスパ面でどう評価できる?

ES60の実売価格は59,400円前後が目安です(オープン価格のため変動あり。最新価格は各販売店でご確認ください)。カワイESシリーズの中では最もリーズナブルなエントリーモデルです。
同シリーズとの比較で言うと、ES120(実売82,500円前後)はBluetoothに対応し、スピーカー出力も上がります。ES920(実売130,000円前後)はさらに上位の鍵盤(RHIII)とOLEDディスプレイ、Onkyoとの共同開発スピーカーシステムを搭載したモデルです。「Bluetoothは必要?」「スピーカーの音量はどれくらい重視する?」という2点で、ES60かES120かを分けて考えるとわかりやすいかもしれません。
他社の同価格帯モデルとの比較も見ておきましょう。
| モデル | 実売価格目安 | 鍵盤 | Bluetooth | アンプ出力 |
|---|---|---|---|---|
| カワイ ES60 | 約59,400円 | RHB(グレードハンマー) | なし | 20W |
| カシオ CDP-S160 | 約48,400円 | スケーリングハンマーアクション | なし | 8W |
| ローランド FP-10 | 約63,800円 | PHA-4 Standard | なし | 11W |
| ヤマハ P-145BT | 約59,400円 | GHC(グレードハンマーコンパクト) | あり(MIDI) | 12W |
同価格帯で比べると、ヤマハP-145BTはBluetooth MIDI対応で気軽にアプリ連携できる点が強みです。ローランドFP-10はPHA-4 Standard鍵盤の評価が高く、音も好みによってはローランドの方が好みという方もいます。カシオCDP-S160はさらに低価格ですが、アンプ出力8Wとかなり小さめです。
ES60が他社モデルと差別化できているのは、「カワイのSK-EXコンサートグランド音源+グレードハンマー設計の鍵盤」をこの価格帯で提供している点です。「カワイの音が好き」「タッチが重めのしっかりした鍵盤が欲しい」という明確な優先順位がある方には、ES60の選択は合理的だと感じます。
ES60がおすすめな人・そうでない人:正直な判断基準

ES60が特におすすめなのは、次のような方です。
- 5〜6万円前後の予算で、本格的なピアノタッチを重視したい初心者・再開組の方
ハンマーアクションの重みがある鍵盤は、正しい指の力を身につける上でも重要です。安価なキーボードで練習して後から「タッチが物足りない」と感じるより、最初から本格的なアクションで始めることをおすすめします。 - 持ち運びを前提とした使い方を考えている方
レッスン通い・ライブ・実家へ持ち帰りなど、移動を伴う使い方をする場合、11.0kgの軽量さは大きなアドバンテージです。 - カワイの音が好き・SK-EX音源にこだわりたい方
「温かくて深みのあるカワイの音色が好き」という方にとって、このクラスでSK-EX音源が搭載されているES60はかなり魅力的な選択肢です。 - シンプルな操作性で迷いなく使いたい方
設定が複雑な電子ピアノは「使いこなせないまま放置」になりがち。ES60の最小限のボタン構成は、純粋に演奏に集中したい方に向いています。
一方で、次のような方には別の機種を検討することをおすすめします。
- Bluetoothワイヤレスで気軽にアプリ連携したい方→ ES120またはヤマハP-145BTを検討
- スピーカーで迫力のある音を楽しみたい方→ 40W出力のES120やES920を検討
- たくさんの音色でいろいろ遊びたい方→ ローランドFP-30Xやヤマハ P-225などを検討
- 木製鍵盤のリアルなタッチにこだわりたい方→ カワイCX302やCA401を検討
カワイのESシリーズ全体の選び方や、上位モデルとの詳細な比較については、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ カワイ電子ピアノ完全ガイド|CN・CA・ESシリーズの値段と選び方【2026年版】
また、「カワイとヤマハのどっちにするか迷っている」という方は、こちらの比較記事も参考になるはずです。
ES60 vs ES120Filo:どちらを選ぶべき?
「ES60かES120(ES120Filo)で迷っている」という方は多いと思うので、簡単に整理しておきます。
| 比較項目 | ES60 | ES120Filo |
|---|---|---|
| 実売価格目安 | 約59,400円 | 約93,500円 |
| 鍵盤 | RHB(ハンマーアクション) | RHスタンダード(上位アクション) |
| Bluetooth | なし(有線のみ) | あり(MIDIとオーディオ両対応) |
| スピーカー出力 | 20W | 40W |
| 重量 | 11.0kg | 12.5kg |
約3万円の差額をどう見るかがポイントです。「Bluetoothでスマホとワイヤレス接続したい」「スピーカーの音量をもっと出したい」という希望があるなら、ES120Filoへの投資は十分価値があります。一方、「とにかく軽量に持ち運びたい」「有線接続で十分」「カワイの音を最安値で手に入れたい」という方はES60で満足できるはずです。
ES120Filoの詳細はこちらの記事で解説しています。
→ ES120Filo:ポータブル電子ピアノの魅力と賢い選び方
よくある疑問:カワイ ES60 Q&A
カワイ ES60 レビューのまとめ
最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
- カワイ史上最小・最軽量クラス(11.0kg)のポータブル電子ピアノ
- 新開発RHB鍵盤でグランドピアノに近い本格タッチを実現
- 国際コンクールでも採用されるSK-EXコンサートグランド音源搭載
- 繊細なピアニシモから壮大なフォルテシモまで広大なダイナミックレンジ
- 17音色内蔵・最大同時発音数192音で多様なジャンルに対応
- デュアル・スプリット機能で音色の組み合わせを楽しめる
- リバーブ・タッチカーブで表現力をさらに高められる
- 30種類のドラムリズム搭載で楽しく効果的な練習が可能
- トランスポーズ・チューニング・スピーカーEQも装備
- シンプルなボタン配置で誰でも直感的に操作できる
- 専用アプリPianoRemoteと有線接続で機能拡張できる
- ヘッドホン端子が2つあり親子・師弟の同時練習にも便利
- スピーカー出力は20Wと控えめ。音量や迫力重視の方には物足りない場合も
- Bluetooth非対応。ワイヤレスアプリ連携はできない
- 付属ペダルはプラスチック製。本格的な演奏には別売りペダルへの交換がおすすめ
- 「軽量・カワイの音・本格タッチ」を重視するなら、ES60はエントリー最有力候補
カワイES60は、「持ち運びやすさ」と「本格的な音とタッチ」を両立させた、個性の際立つポータブル電子ピアノです。多機能・大音量・Bluetooth対応という点では上位モデルに劣りますが、「カワイの音が好き」「軽くて本格的なタッチの鍵盤が欲しい」という優先順位がはっきりしている方には、価格以上の満足感をもたらしてくれる一台です。
迷っている方はまず、「自分はスピーカーで弾くことが多いか、ヘッドホン練習が中心か」と「Bluetooth接続は必須か、有線で十分か」という2点を自問してみてください。その答えがES60を選ぶかどうかの分岐点になるはずです。
購入の際は最新の価格と在庫状況を各販売店でご確認ください。公式の仕様詳細はカワイ公式製品ページからも確認できます。
